ニキビについて学ぼう
乾燥肌にきびには肌の保湿が大切!
にきびというと脂性の肌の人だけにあらわれると思われがちですが、実はそうではありません。
乾燥肌の人にもにきびはあるのです。
一般に乾燥肌の人は表面の角質層が硬くなっていることが多いです。
その一方で人間の体には防衛反応があり、
肌の乾燥がひどくなるほど皮脂をさかんに分泌しようとします。
ところが乾燥肌の場合、皮脂が分泌されても
毛穴に皮脂が詰まってしまうため、外に出られなくなってしまうのです。
その結果、皮膚の内側で、
外へ出られなくなった皮脂がにきびとなって表に出てきてしまうのです。
これを「乾燥肌にきび」といいます。
脂性の人のにきびの場合、洗顔によってある程度改善されますが、
乾燥肌にきびの場合、あまり洗顔しすぎると余計に角質層を破壊してしまい、
内部の水分や皮脂が奪い取られる結果、乾燥がよりひどくなってしまい逆効果です。
そこで乾燥肌にきびの人は、洗顔後にしっかりと
角質に水分を補給して保湿効果を高めるようにしなければなりません。
化粧水を使ってもよいでしょう。
また、ビタミンCを摂取することで、肌の内部にあるコラーゲンを増やし、
この中に水分をためこむことで肌の潤いを取り戻し、にきびを解消していくことも効果的でしょう。