ニキビについて学ぼう
思春期ニキビの原因とスキンケア方法について
思春期ニキビは、小学校高学年から中学生、高校生の方によく現れる症状です。
この年代では、成長ホルモンの分泌が盛んになります。
それと同時に、男性ホルモンの分泌量も増加します。
すると、皮脂が通常よりも多く分泌されがちになります。
その皮脂が毛穴に詰まり、汗などの汚れや常在菌と結びついて
ニキビとなってしまうのです。
ちなみに、思春期ニキビが出る部位は、
額や鼻などのTゾーン、背中などの皮脂分泌が多いところです。
思春期ニキビはとても気になるものであり、毎日の適切なスキンケアが大切です。
まず、肌の清潔を保つことが第一です。洗顔は朝晩の一日二回を基本とし、
汗をかいたりしたらその都度軽く洗い流します。
ただし、皮脂を取り除こうとして顔をこすり洗いしたり、
一日に5~6回も洗顔したりするのは避けるべきです。
皮脂には肌を保護する役割があるので、
除去しすぎると肌の乾燥や皮脂の過剰分泌を招くからです。
また、洗顔時には洗顔料をよく泡立て、
その泡をそっと押し当てるようにして汚れを落とします。
その後はぬるま湯でしっかりとすすぎ、
すぐに化粧水などで保湿を行いましょう。
この他にも、良質の睡眠やバランスの良い食生活に留意し、
思春期ニキビを改善したいものです。